自分の企画を本にしよう! 畑田 洋行著 | 書評 読んでみんさい、この本!

自分の企画を本にしよう! 畑田 洋行著

畑田 洋行
自分の企画を本にしよう!―出版社に採用される「企画書&サンプル原稿」はこうつくる

 一ヶ月ほど前にこの本の著者にお会いする機会がありました。


 畑田さんご自身が10冊の本を出した経験を基に「本を出したい」と願っている人たちを指導する「塾」をオンライン上でなさっており、これをビジネスにされているのです。目の付け所が素晴らしい。


 「出版塾」というネーミングが新鮮で、いつかこの人の本を読んでみようと思っていました。私自身、今年は本を出すことを目標にしているので、これまでも指導してくださっている杉山勝行さんに加えて、もうひとりのの師匠にお会いできた訳です。


 企画が出版社に認められる大きな要因のひとつとして、畑田さんは企画が他にはない「差別化された」ものであるということを上げられており、しかも、それは「実体験に基づいていれば、すでに差別化された」コンテンツを持っていることになると書いておられて、「僕にも、差別化できる中味があるのだ」と意を強くしました。


 また、別の要件として、編集者に「スゴい」と思わせることというのがあって、これについては、「特定の分野では普通でも一般の人は「スゴい」と感じる」とも。これも、元気の出ることばです。


 昨年来、出版に向けてそれなりに準備はしてきているのですが、非常に具体的に、本の企画を通すポイントと、企画書を書き上げるところまでの具体的な手順を公開されていて、「もっと早く読めば良かった」と思いました。


 ちなみに、「塾生の75%がメジャー出版をはたした」という帯の文句は、ご本人によれば、「やや控えめな数字に敢えてしてある」とか。弟子入りしようかな!



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