たった400字で説得できる文章術 樋口裕一著 | 書評 読んでみんさい、この本!

たった400字で説得できる文章術 樋口裕一著

樋口 裕一
たった400字で説得できる文章術

「頭のいい人、悪い人の話し方」で脚光を浴びた樋口裕一さんの文章指導本です。

ひと月ほど前、講演を聴く機会がありました。


添削塾を主宰されているだけあって、極めて実践的な文書の書き方の指導がしてあります。


まず、200字から、そして400字で、自分の言いたいことをしっかり伝える文章術を、極めて平易に教えてくれます。文章入門ー中級に上がるまでの人用ですが、書きなれた人でも自分を振り返るには役に立つ本だと思います。文章指導の指南書にもなると思います。指導に迷いのある人も参考にできます。


樋口さんの主張の骨子は、文章の「型」を覚えること。


語学でも、スポーツでも、芸術でも。。。そして実はビジネスでも、まず「型」=基本をしっかり身に付けてから応用に移る、オリジナリティの源泉はしっかりした基本であるという点です。まったく同感。